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ソフトウェアエンジニアの日本の年収をルピーで:手取り試算(2026年)

日本のソフトウェアエンジニアの年収から所得税・住民税・厚生年金・健康保険を差し引いた手取りを、2026年の料率とインド準備銀行の参照レートでルピー換算(年収600万〜1,200万円の試算)。

要点

日本の給与からは、社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)と所得税が毎月差し引かれ、2年目からは住民税も差し引かれます。以下では、2026年の料率を使って年収600万〜1,200万円の手取りを試算し、ルピーに換算しました。

日本のソフトウェアエンジニアの年収

公的統計:賃金構造基本統計調査

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(2026年3月24日公表)によると、「ソフトウェア作成者」(企業規模10人以上)の平均は、年齢37.1歳、きまって支給する現金給与額 月39万800円(うち所定内給与額 35万6,800円)、年間賞与その他特別給与額 109万5,100円です(厚生労働省・e-Stat)。月額×12+賞与で計算すると約578万円になります(当サイトによる計算)。

「きまって支給する現金給与額」には残業代などの所定外給与が含まれます。

開発者アンケート:TokyoDev 2025

日本で働く開発者を対象とした TokyoDev の2025年調査では、年収の中央値は950万円でした。日本に本社がある企業では850万円、外資系企業の日本法人では1,150万円、日本法人を持たない企業では1,350万円です。経験年数別では、1〜3年 520万円、4〜6年 630万円、7〜9年 940万円、10〜12年 1,100万円でした(TokyoDev 2025、TokyoDev 解説記事)。任意回答のアンケートで、英語で働く開発者や外資系企業の回答が多い点にご注意ください。2026年版の結果はまだ公表されていません。

なお、現在 JapanSetu に掲載中の求人 68 件のうち、求人票に年収を明記しているのは 0 件です。年収は応募先企業に直接ご確認ください(求人一覧)。

給与から差し引かれるもの

項目本人負担出典
健康保険(協会けんぽ東京)標準報酬月額の9.85%を労使折半(本人4.925%)。2026年3月分から。40〜64歳は介護保険料1.62%が加わり計11.47%協会けんぽ
子ども・子育て支援金0.23%を労使折半(本人0.115%)。2026年4月分から協会けんぽ
厚生年金保険18.300%を労使折半(本人9.15%)。標準報酬月額の上限は65万円(第32級)保険料額表
雇用保険一般の事業で賃金の5/1,000(令和8年度。令和7年度は5.5/1,000)厚生労働省
所得税課税所得に5〜45%の超過累進税率、さらに復興特別所得税として所得税額の2.1%国税庁 No.2260
住民税前年の所得に対して原則10%(道府県民税4%・市町村民税6%)+均等割4,000円+森林環境税1,000円。1月1日に住所がある市区町村が課税総務省

令和8年分の控除

年収別の手取り試算

前提:単身・扶養なし・40歳未満(介護保険料なし)、東京都の協会けんぽ加入、賞与なしで12か月均等払い、その他の控除なし。「1年目」は住民税がかからない年(1月1日時点で日本に住所がなかった年)を想定しています。換算レートは RBI 参照レート ₹60.42/100円(2026年10月29日)。

年間(円)600万円850万円950万円1,200万円
額面のルピー換算363万ルピー514万ルピー574万ルピー725万ルピー
健康保険30万円42万円47万円58万円
子ども・子育て支援金6,900円9,800円10,900円13,500円
厚生年金保険55万円71万円71万円71万円
雇用保険3万円4万円5万円6万円
所得税(復興特別所得税込み)15万円52万円73万円124万円
住民税(2年目から)31万円50万円59万円83万円
手取り:1年目(住民税なし)497万円
300万ルピー
679万円
410万ルピー
754万円
455万ルピー
939万円
567万ルピー
手取り:2年目以降466万円
282万ルピー
630万円
380万ルピー
694万円
420万ルピー
856万円
517万ルピー
2年目以降の月額手取り39万円
23万ルピー
52万円
32万ルピー
58万円
35万ルピー
71万円
43万ルピー

年収の選び方:600万円は企業規模1,000人以上のソフトウェア作成者の平均(約641万円)に近い水準、850万円は TokyoDev 調査の日本本社企業の中央値、950万円は全体の中央値、1,200万円は外資系日本法人の中央値(1,150万円)に近い切りのよい額です。

試算の前提と限界

ルピー換算について

換算には、インド準備銀行(RBI)の JPY/INR 参照レート ₹60.42/100円(2026年10月29日)を使用しました。参照レートは FBIL が算出・公表しています(RBI参照レート・アーカイブ、FBIL)。為替は日々変動するため、最新のレートで計算し直してください。実際の送金では銀行等の為替手数料がかかります。

帰国時の年金(脱退一時金)

厚生年金に加入していた外国籍の方が日本を出国した場合、一定の条件のもとで脱退一時金を請求できます。請求は日本に住所を有しなくなった日から2年以内に行う必要があります(日本年金機構)。

出典

  1. 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種(小分類)別 第1表(e-Stat、2026年3月24日公表)
  2. TokyoDev「Japan Developer Survey 2025」結果
  3. TokyoDev「Software developer salaries in Japan」
  4. 全国健康保険協会(協会けんぽ)東京支部「令和8年度の保険料率」
  5. 協会けんぽ 令和8年3月分からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表(東京都)
  6. 厚生労働省「令和8年度の雇用保険料率について」
  7. 国税庁 タックスアンサー No.1410 給与所得控除
  8. 国税庁 タックスアンサー No.1199 基礎控除
  9. 国税庁「令和8年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について」(源泉徴収のあらまし)
  10. 国税庁 タックスアンサー No.2260 所得税の税率
  11. 総務省「個人住民税」
  12. 板橋区「住民税の所得控除」(令和8年度)
  13. インド準備銀行(RBI)参照レート(JPY/INR)アーカイブ(MSEI)
  14. Financial Benchmarks India(FBIL)
  15. 日本年金機構「脱退一時金」

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